頭皮や毛穴の皮脂を取るから

女性の薄毛の原因の第一は、頭皮の皮脂を取り清潔にすること。皮脂は人の体の保護膜。頭皮の保護膜である皮脂を取るから頭皮が弱り血行が悪くなり薄毛になります。女性の薄毛の始まりは頭皮の皮脂を取って清潔にするから。

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皮脂は皮膚・毛穴の保護膜

皮脂は人の体が分泌する皮膚を保護する膜です。皮脂の分泌がないと乾燥してしまい生きていくことが出来なくなります。

皮脂は人の体を守る保護膜としての役割があるのです。お風呂から上がると皮膚が水を弾くのは皮脂膜で皮膚が覆われているからです。

皮脂膜

皮脂は毛穴の内部から分泌される

上図を見て頂けると分かりますが、皮脂を分泌する皮脂腺は毛穴内部にありますから、皮膚表面の皮脂が不足すれば皮脂線から皮脂が分泌されて毛穴から外にジワリジワリと出てきて皮膚を覆うのです。

と言うことは、毛穴内部には皮脂が溜まっていることになります。

実際、頭皮の温浴を行うと毛穴内部に溜まっている皮脂が排せつされてきます。

毛穴内部に多く溜まっている人もいれば、かなり少なくしか溜まっていない人もいて、比較的多く溜まっている人の方が毛が太目で本数も多めです。

元来の皮脂の分泌の少ない人の方が毛は細くて本数も少なく、元来の皮脂の分泌が多い人の方が毛が太目で本数も多めです。

ここで言う多めとは、頭皮がベタベタになっているのではなく、毛穴に皮脂の残留が多めだけど頭皮の表面には薄く皮脂膜があるだけの状態を言います。

薄毛の頭皮は皮脂が多く見える

通常薄毛でない時の頭皮の皮脂は、上記のようになっているのですが、現在は頭皮を清潔にしている人が多いので、元来皮脂の分泌の少ない人でも表面上皮脂が多く分泌されているように見えます。

理由は、頭皮を清潔にして皮脂膜を取り去る習慣を続けてきているからです。皮脂は人の体を守る為に分泌されている分泌物ですから、取れば体を守る為に再度分泌されます。

皮脂を取ることを日々続けていると常に皮脂が不足するので皮脂腺が肥大化して常に皮脂の分泌が増えるようになり、頭皮の表面が皮脂で光って見えるようになるのです。

皮脂を取るから血行が悪くなる

頭皮の皮脂を取り清潔にし始めると皮膚が弱ってきます。皮膚が弱ると毛細血管に流れる血流が落ちるようになり、頭皮の血行が悪くなってきます。

結果、毛母細胞への血流が落ちるので、腰のない毛・柔らかい毛・細い毛しか作れなくなり、ご自身本来の毛ではなくなってきます。

それを放っておくと毛の成長期が短くなってくるので、早めに成長を終えた毛が増え、刺さっているだけの毛が増え、何かのきっかけで刺さっているだけの毛と通常の抜け毛が合わさって、抜け毛が急増して薄毛が発症するのです。

頭皮を清潔にして皮脂を取る行為は、頭皮のトラブルの元でもあります。

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