抜け毛が増えるとなぜ薄毛になるか?

抜け毛が増えて薄毛になるのは、成長期が短くなり細くなった毛ばかりが残るようになるからです。毛の成長期と生え替わるサイクルを見ると、抜けるから薄くなるのではなく成長しない毛が増えてくるからだと分かる。

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抜け毛が増えると薄くなる理由

毛は常に抜けては生え替わっています。にも関わらず、抜けているのに薄くならない時もあれば、抜けて薄くなっていく時があります。

抜け毛があるのに、薄くなる時と薄くならない時の違ってなんでしょうか?

抜けた後の毛次第

通常薄くならない時は、図の「1」の毛が抜けて「1」の毛に生え替わっています。

薄くなる時には、頭皮の血行・血流が悪化して毛母細胞の分裂も穏やかになっているので、「2」の毛に生え替わり、次に「3」毛に生え替わりと、毛の成長期が短くなり細くなっていきます。

この中で最初に抜ける毛は「1」の毛で、残った毛は「2」以下の毛ばかりになるから薄くなるのです。

毛の成長図

抜け毛が急増する理由

薄毛になる時に抜け毛が急増することが多いです。それはなぜなんでしょうか?

毛には「発毛期→成長期→退行期→休止期→脱毛期」と言うように毛の生え替わりのサイクルがあります。

図の発毛期から脱毛期までを5年とした時、休止期は誰でも4カ月程度、退行期も2カ月程度です。残りの4年と6カ月が成長期になります。

薄毛になる時には、薄毛になる前に頭皮の血行・血流が低下し始めていて、それが進行していくと成長期が短くなってきます。

毛の生え替わり

図の成長期が1年短くなると成長期4年と6カ月が3年と6カ月になり、代わりに休止期が1年と4カ月になります。刺さっているだけの期間が長くなるのです。

長くなった休止期1年はいつ抜けてもおかしくない期間で、薄くなる前にはこんな毛が順次増えてくることになります。

いつ抜けてもおかしくない毛は、シャンプーを変えたり・いつもしているカラーをしたり・育毛剤を使ってみたり・転勤や引っ越しや部署の移動等の変化があると、それに反応して一気に抜け始めます。

通常の抜け毛に刺さっているだけの毛の抜け毛が合わさるので、一気に抜け毛が急増して、残った毛は「2」や「3」以下の成長期が短くなり細くなった毛ばかりになるです。

こうして抜け毛が増えた後に薄毛になっていくのです。

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